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セルフオイルマッサージ "Shiro Abhyanga"のススメ


なぜオイルマッサージをするのか


アーユルヴェーダにおいて、オイルマッサージをすることは心身健やかに生きていくための生活法の一つです。インドでは古代より色々な場面でオイルマッサージが行われてきました。例えば、インドでは生まれた日からオイルマッサージをする習慣があり、3歳頃までは毎日続けられます。オイルマッサージは身体の機能を高めて、肌を健やかに保ち、丈夫な成長を促していくのです。



アーユルヴェーダのオイルマッサージはアヴィヤンガ(Abhyanga)といいます。温めたオイルを皮膚から体の奥深くまですりこんでいくマッサージ法です。温かいオイルはヴァータ(風のエネルギー)を鎮静する役目があります。風のように絶えず動き回ることが多い現代社会では、頭がいつも忙しい、神経が休まらない、眠れないなどの不調を感じることがよくあります。そのような不調は体内に存在する3つのエネルギー(ヴァータ、ピッタ、カファ)のうちヴァータが乱れて増悪しているからと考えます。



温かいオイルは、温性、重性、油性の質を持ち、一方、ヴァータは風の質なので、冷性、軽性、乾性の質を持ちます。ヴァータが乱れているときには、反対の質をもつ温かいオイルでマッサージすると不調が緩和されるのです。



もちろん、全身アヴィヤンガをセラピストに施術してもらうのは、とても気持ちよくリラックス感が半端ないです。でも、毎日の生活の中で、自分でもできる「セルフアヴィヤンガ」があります。頭や足など、やりやすいところから試してみると良いと思います。














誰でも簡単に用意できる太白のごま油を使います。太白のごま油はスーパーで売っているもので構いませんが、生活の木のセサミオイルがおすすめです。薬用ハーブオイルだとアムラオイルや、ブラフミオイルを使うとよいでしょう。日本人は、オイルはベタベタというイメージがあるようですが、肌(地肌)から浸透する分だけ塗っていくのですよ。



頭部のオイルマッサージ "Shiro Abhyanga"


今回は頭部のオイルマッサージをご紹介します。頭部はサンスクリット語でShiro(シロ)なので、Shiro Abhyangaと呼ばれます。



  1. まず、オイルの準備をします。湯煎して人肌に温めましょう。温めることで肌への浸透がよくなります。

  2. 髪の毛を真ん中でわけて、地肌が見えるようにします。頭の頂点、つむじ、頭蓋骨と首の付け根のあたりに温かいオイルをすりこみます。髪の毛につけるのではなく、地肌に擦り込みます。気持ち良い部分にはより多めにオイルをいれても良いです。

  3. 地肌全体を5本の指の腹を動かしながら、シャンプーするような感じで刺激します。

  4. 頭の頂点ツボ「百会」や、各眼の延長線上のツボ「目窓」などを意識しながら、気持ち良いと感じる部分を指先で押していきます。頭にはたくさんのツボがあるので、気持ちいいと感じる部分を気持ち良いと感じる圧で押していきましょう。気持ち良いを感じると幸せのホルモン、エンドロフィンが分泌されて、神経が休まります。

  5. 髪の毛を結ぶようにして髪の毛を引っ張ります。毛根を刺激します。

  6. 5本指をくっつけて少し丸めて、パタパタパタっと頭全体をたたきます。

  7. 髪の毛を整え、リラックスします。

  8. シャワーを浴びて、シャンプーをします。


ご自分でお風呂に入る10分くらい前にケアするのがよいですね。



寝つきが良くない方にもおすすめ

ネパールのスーパーで売っている定番アマラオイル

PCやスマートフォンの酷使で、視神経が疲れ気味の方、寝つきが良くない方、最近髪の毛に元気がない頭が忙しくて、緊張感がある方には特におすすめです。ぜひ、生活の中に取り入れてみてくださいね。気軽にほっとリラックスする時間を持つことは大切です。



Maki Sagara












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